所沢3種目走 2017

今年も所沢3種目走に参加してきました。
暑い時期に2日連続でロング走ができるので練習にももってこいな上に、去年はそこそこポイントを取ることができたので、順位を競う競技としても楽しみな大会です。

初日はあいにくの雨。
最初の種目5キロでは少し足が滑る感じがしてちょっと走りづらい感じがあった。結果、去年より3秒ほどタイムは落ちたが順位は大幅に上がった。想定外でびっくり。雨で涼しいと思っていたが、湿度が高く走り終わってから汗が止まらない。

次の種目のフルが始まる頃に雨足がかなり強くなる。フルだけの参加者はみな屋根の下で待機しているが、3種の人はすでに濡れているから気にしないのか平然と雨に撃たれながら談笑している人が多かった。
そんな中スタートしたが、1時間ちょっとで気にならなくなるぐらいに雨も弱まり、この時期にしてはいいコンディションに。暑さが全く気にならなかったためエイドでの水分補給は前半は3周に1回、後半は2周に1回で大丈夫だった。結果去年より7分ほど速く走れたが順位は変わらず。ほかの人にとっても走りやすかったのだろう。去年はフルを走り終わった後、翌日に8時間走れるのか不安でいっぱいだったが、今年はダメージが少なくそういった不安は感じなかった。

2日目は最後の種目8時間走。例年8時間走だけのエントリーのランナーが一番多く、初日とは打って変わったようなお祭り感があり、初日と2日目のギャップを感じながら走るのも楽しみの1つである。
初日よりは暑いが曇り空でこの大会にしては涼しく、2日連続で記録を狙いやすい天候となったので、目標は去年よりも多くの周回数を走ること。1時間でちょうど3周するぐらいのペースを目安に走ることにする。
4時間経過時にがっつり固形物を補給するつもりでエイドに寄ったら、ちょうど補充が追い付いていないタイミングで、パン一切れの補給のみでエイドを後にすることに。一番暑くなってくる時間帯なので、エイドに滞在する人が多くなって補充が追い付かないのだろう。来年はこの辺りも考慮して補給計画を立てた方がよさそうだ。
そんなわけで補給は思ったようにはいかなかったが、去年よりもエネルギー効率が良くなったのか特にガス欠になることもなく無事に走りきることができた。ペースも最後の方は少し苦しくなったが、終始1時間3周ペースを守り切り、24周を走って無事自己ベスト更新。
気候が後押ししてくれた部分もあるが、2日間通して満足できる内容であった。

 

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第24回奥武蔵ウルトラマラソン完走

6/4に奥武蔵ウルトラマラソンに参加してきました。
距離は78キロながらアップダウンの連続で厳しいコース。ただ上りが苦にならないためか、意外と気持ちよく走れるためかなり好きな大会で、自己ベストを狙って大会に臨みました。
朝会場に着いたときは肌寒いくらい。スタート時には陽も高くなり寒いということはなくなりましたが、涼しくかなり走りやすい天候でした。

序盤の周回コースからすでにアップダウンが始まりますが、ここで脚を使ってしまうとグリーンラインに入ってからとてももたないので、極力省エネを意識しつつそれでもある程度ここでタイムを稼いでいくような走りを心がけてました。

周回が終わり鎌北湖からグリーンラインへ上る道は去年は無理せず歩きましたが、今年はタイムを狙うため走って上がりました。途中交通事故で救急ヘリの出動があり、5分以上足止めされることになりました。ここで脚が少し冷えてしまったのか、上りで少し無理をしてきたせいかわかりませんが、その後右足にピリッと痛みが走るように。上っているときはほとんど影響がないのですが、下りでスピードを上げようとすると肉離れを起こしそうな痛みが出るため、ゆっくりと下るしかなくかなりタイムロス。周りのランナーたちとは上りで抜かして下りで抜き返されるということをずっと繰り返していました。

折り返しを過ぎても痛みは相変わらずで、残り25キロぐらいでようやく痛みが緩和されてきたように感じました。おそるおそる痛みが出ないラインを見極めながらスピードアップし、なんとか自己ベストまではいけるように粘ります。長い間抜きつ抜かれつを繰り返していたランナーもここで引き離すことができ、スピードを上げることはできてましたが、残り5キロのラストスパートでは思ったほどにはペースが上がらず、わずかながら自己ベストを下回るタイムでのゴールとなりました。
天候は抜群だっただけにもったいない走りになってしまいました。
残念でしたが切り替えてまた次頑張ろうと思います。

 

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第50回佐久市強歩大会参戦記

4/22・23日に佐久市強歩大会に参加してきました。
本来ウォーキングの大会ですが、16キロ以降は走ってもOK、珍しい夜間スタートの大会ということで、夜間走の練習や装備の確認としておもしろそうなので参加してみました。
コース図はこんな感じです。
佐久市強歩大会コース図

スタート地点の韮崎小学校での開会式の様子。今回は50回の記念大会ということで、過去の大会の様子を上映したり、少しイベント色のあるものでした。いつの会だかわかりませんが吹雪の中開催された様子が映し出されたときは、会場の皆さん絶句していました(笑)

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開会式が終わったらいよいよスタート。会場に着いた頃降っていた雨はやんでいました。参加賞の帽子の着用義務があるので少し異様な光景です。

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スタートは数分おきにウェーブスタート。どのウェーブでスタートしたかはゴール時間に考慮されるわけではないので、タイムにこだわるなら早めに並んで最初のウェーブでスタートした方がよさそうです。

最初の16キロは走ることが禁止されているので、一緒に参加したラン仲間とのんびり歩きます。というかずっと混雑しているので、ゆっくり歩くしかありません。10キロ過ぎぐらいからようやく人がばらけはじめ、ラン仲間もトイレ休憩などでお別れしていきこのころには1人になっていたので少し速いペースで歩いてみました。この1人ウォーキング区間はキロ9分ぐらいで歩けました。意外と早く歩けるものですね。

そんなこんなで16キロ地点らしいところまで歩いてきたのですが、どこから走っていいのかよくわかりません。とりあえず歩道に「CP」と書いて線が引かれていたところがあったので、そこから走ることにしました。その先は事前にもらっていたコース図では少しわかりづらく道を間違えないか不安だったのですが、曲がるところには係員が立っていて誘導してくれていたので、地図の確認なしでもスムーズに進めました。ここから野辺山まではひたすら上りですが、これまでずっとウォーキングだったのでどんどん走ります。周りを見るとほとんどが黙々と歩いている方ばかりですが、ときどき走っている人も見かけることができました。

途中JRの最高地点を通り過ぎ野辺山までやってくると最初のエイドです。あったかい豚汁と紅茶をいただきました。途中の気温表示が氷点下になっていたので、あったかいものをいただけるのはとても助かります。ただ残念なことにその後すべて走ったため、その後のエイドはすべて開設時間よりも早く通過することとなり、今回利用できたエイドはここのみとなってしまいました。歩く人に合わせて開設されているので仕方ないですね。

野辺山を過ぎたらひたすら下ります。なだらかな下りなので気持ちよく走れそうなのですが、歩道には段差が多く危なくて走りづらい。今回用意したライトが光量不足で段差が確認しづらかったので、スピードを出して走るのはあきらめゆっくりと走りました。
それでも日が長い時期なので5時前には明るくなりはじめ、そこからは気持ちよく走ることができました。終盤の方になっていくとかなりランナーの間隔があいてきて、ほぼ一人旅状態で前にも後ろにも全くほかの参加者の姿が見えないなか走りました。最後ちょっと疲れましたが無事ゴール。なぜか建物の入り口がゴールでした。

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ゴールしたらすぐに一人ひとり表彰されます。息をつく暇もありません(笑)完踏した人はすべて表彰してもらえるようです。役員の方ご苦労様です。賞状のもらい方すっかり忘れていて緊張しました(笑)

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ゴール地点では仮眠も可能でした。割と早くにゴールできたのでかなり空いていました。

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なかなかほかの大会にはない面白さがありました。来年もまた参加しようかな。

荒川リバーサイドジャーニーラン2017 2日目

2日目は吹上駅から武甲温泉までの56キロ。
初日と違い退屈な河川敷がないので少し気が楽です。


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スタートしてしばらくは国道17号を進みます。
この区間は信号ストップが多いのと向かい風が強くやや走りづらかったです。
熊谷警察署の交差点を左折するとしばらくして大勢のランナーに出会います。
この日は熊谷さくらマラソンの開催日。ちょうど時間も重なるようで、応援をしながらランナーが問後れた瞬間を狙って素早く通過します。

その後は国道沿いですが、田園風景が続く道をひたすら進みます。だんだん疲れがたまってきたところにいい感じで黒田エイドがあります。

黒田エイドの後は旧道を進み寄居市外へ。ここがちょっと道がわかりづらいですが、地図見ればなんとかなります。途中川の道で仮眠スペースとして使う人もいると噂の玉淀駅も通過。

寄居の市街地を抜けると再び国道140号へ。ここから次のエイドまでは歩道がないうえに車の交通量が多いので、気をつけないといけない区間です。今回は明るいからまだいいけど、川の道だと暗い時間帯に通過するランナーも多いだろうからちょっと嫌な区間です。

まもなく波久礼のエイドに到着するとここからは川の対岸へ渡り、比較的アップダウンのある道へ進みます。去年はここの区間熱中症気味になって苦しんでしまいました。お店がなく自販機しかない区間なので注意が必要です。

ここの区間が終わると再び国道140号へ戻り、残りも10キロちょっとなのでかなり気が楽になってきます。ただ日差しを真正面から受けるのでちょっと暑かったかな。
上野町の交差点を左折したら残りあと少し。アップダウンが少しありますが、残り僅かなので頑張ります。武甲温泉へは看板が出ているところを左折して間もなくです。

ゴール地点は非常に緩い感じ。
ゴール後しばらくして、ゴールラインがあった方がいいかなぁと白線をひいていました(笑)
ゴール後もエイド食の提供があるのでありがたいです。
武甲温泉で汗を流して帰れるのもGOOD!
大満足の2日間でした。


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荒川リバーサイドジャーニーラン2017 1日目

今年も荒川リバーサイドジャーニーランに2日間参加してきました。
ちょうどウルトラシーズンに入ったばかりの時期なので、現時点で長い距離にどれだけ対応できているか の確認と、2日間連続のロング走というセット練習の意味合いで絶妙なタイミングで開催されているので、毎年参加することになりそうです。

初日はこち葛西臨海公園駅からスタート

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ここからひたすら河川敷を走り続けます。
特に30キロ過ぎの笹目橋を渡るまでは自販機すらないので、それを乗り越えるだけの補給物資はきちんと持って走る必要があります。そのためあらかじめスポドリ2本用意していったのですが、今年はOS1を参加賞でいただきありがたいけど荷物が・・・
今年も荷物預けは利用せず全ての荷物を背負って走ることにしたので、ザックがかなりパンパンです。

コースはひたすら河川敷沿いとはいえ、ところどころわかりづらい箇所があるのですが、初日のコースは3回目ということもあり、さすがにそこは迷うことなく行けました。
笹目橋までの区間はところどころ公衆トイレがあるのですが、新しく建て替えたようできれいな建物になってました。例年は笹目橋を渡ったところにある自販機で飲み物を補充するところですが、今年はOS1をいただいたのでパス。順調に走ってきたが、彩湖に入ったあたりでだいぶお腹が空いてきてペースダウン。それまでエイドもなく時間もちょうどお昼頃ということもあり、かなり強烈にきます。

お腹が空いてヘロヘロでしたが無事彩湖のエイドへ到着。39キロまでエイドなしはなかなかのきつさです。そんなんでエイドではかなりがっつりと補給。その影響でエイドを出てからかなり重たい走りに。ペースが落ちたまましばらく走ってましたが、荒川自転車道に入ってから後ろから追いついてきた集団に合わせ走ることで何とか復活。少しお腹もこなれてきて走れるようになったようです。
ここから新上江橋エイドまでの間に土手の上に上がらないといけない箇所があるのですが、ここがわかりづらく今年も間違えてしまいました。間違えたルート上には公衆トイレがあるので寄りたい人にはいいのですがちょっと遠回り。

新上江橋エイドを 過ぎてからはひたすら修行のような区間の連続。とにかく景色が変わりません。しかも桜堤エイドまでは前後にランナーもおらずつらいものがありましたが、なんとか気持ちを切らさず到着。桜堤エイドを出るとしばらくは桜並木が続いてちょっと新鮮な感じがよみがえりますが、1キロぐらいでまた同じような単調な河川敷コースに。最後渡る大芦橋がかなり手前から視界に入ってくるのが最後の最後でかなり精神的にきます。今年はこのタイミングでご一緒できたランナーがいたのでかなり気が紛れて助かりました。そして漸く河川敷に別れを告げ大芦橋を渡りますが、この橋も1キロ以上あり油断しているとその長さに気が滅入ります。橋を渡りきったら初日のゴール吹上駅はすぐ近く。今年も明るいうちにたどり着くことができました。

距離は80キロ弱ですが、かなり精神的に来るタフなコースです。

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第65回勝田全国マラソン参戦記

勝田全国マラソンに参加してきました。
フルマラソンはこれで2回目の挑戦。
初フルはラスト10キロで大失速して、とにかくきつかったイメージしか残らなかったですが、そこから1年どこまで成長できたか楽しみです。

自宅からは始発で行けば間に合いそうだったので、日帰りでの参戦。
参加者の多い大会なので、常磐線の混雑を心配していましたが、上野から乗れば空いていて普通に座っていくことができました。鈍行だと2時間ぐらいかかるので、座れるかどうかは大きな違い。無駄な消耗を抑えられホッとしました。

当日は1月にしてはかなり高めの気温。予想最高気温は15度!
さすがに家を出たときは1月らしい寒さでしたが、勝田に到着したときにはすでに暖かさを感じるほどでした。 

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勝田駅からは会場までシャトルバスも出ているようですが、歩いても10分ぐらいみたいなので歩いて会場へ。
会場入り口のゲートをくぐり、ゴール付近を撮影。いい状態でここへ帰ってきたいものです。

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会場についてからスタートまであまり時間がなかったので、急いで軽めのアップを済ませ補給をしてスタート地点へ向かいました。このころには雲が厚くなり日が陰ってきたせいか、暖かさがあまり感じられなくなってきましたが、予定通りノースリーブにアームウォーマーの組み合わせで行くことに。そして今回初めてジェルを持っていくことにしました。とりあえず2つでいいかなということで、両腕のアームウォーマーに1つずつ忍ばせていきました。走っているときに気になったらいやだなと思ってましたが、全く気にならず走りへの影響はなかったように感じました。

今回はDブロックからのスタート。かなり前に人数がいるように見えましたが、それでもスタートの合図から3分半遅れぐらいでスタート地点を通過。思ったよりロスが少なかったです。走り始めの数百メートルこそ道幅が広くないのでなかなか前に進みませんが、駅前の大通りに入ったらかなり道幅が広くなるのでかなりスムーズに走れます。この広い道が5キロぐらいまで続くので、序盤のストレスがあまりありません。最初の5キロこそ26分ちょっとかかりましたが、その後はサブ3.5ペースを少し上回るぐらいのペースで巡行。 

7キロ過ぎぐらいから、海岸に沿った通りを北上。この区間は向かい風が強く、なるべく体力を消耗しないように心がけていきました。細かいアップダウンもあるので気をつけないと消耗しそうな感じでした。
15キロ過ぎで海岸沿いの通りに別れを告げてからは、風も気にならなくなり落ち着いて走れました。20キロ過ぎで1つ目のジェルを摂取。その後中間点を過ぎ、かなり余裕があったのでペースを上げていくことに。 
順調にペースを上げていけましたが30キロ手前でだんだんと腹痛が。朝食を食べ過ぎたかな。ちょっとペースを落として様子を見たところ2~3キロ走っているうちに収まってきたので一安心し、再度ペースアップ。タイムロス覚悟で1回トイレに寄っていこうか迷ったが、これまでわりと短い間隔でトイレが設置されていたので、もう少し危なくなるまで粘るつもりで持ちこたえられました。

37キロぐらいからは最初の5キロ走った道を逆走するコースでしたが、なだらかに下っていて走りやすくさらにペースアップ。往路で走っていたときは上っているようには感じなかったのでうれしい誤算でした。
大通りを曲がってからがちょっと長く感じましたが、最後までペースを落とさずにゴール。もう少しで3時間20分というタイムで自己ベストも更新することができました。
しっかりビルドアップもでき最後まで気持ちよく走れたので、タイムとともに満足いく結果でした。 

第19回雁坂峠越え秩父往還道145km参戦記(CP3~CP8)

泥だらけの状態でどうにかCP3扇屋山荘へ到着。
扇屋山荘ではご好意で外水道を使わせていただくことができたので、泥だらけのシューズを洗わせていただく。ありがたい。またここのエイドでは温かいカレーをいただくことができた。山中は結構寒かったので温かい食べ物がとてもありがたい。この先もしばらく食料を調達できるところがないので、しっかりと補給する。

少し補給に時間をかけてしまったように感じたが出発。トレイルでかなり脚を使ってしまったので、栃本関所までの上りは歩いて様子見とする。上りきってからの下りではかなり快調に走れるようになる。ここから三峰口の駅までの区間が今回一番快調に走れた区間だった。途中、去年までエイドのあった大達原のバス停前を通過。快調に走ってきたとはいえ、さすがに前のエイドから15キロ走ってきているので、ちょっとダレてきたところ。贅沢を言えばここがエイドで一休みできたらいいタイミングだったが仕方がない。ここから少しペースは落ちたが無事CP4三峰口駅へちょうど18時ごろ到着。
ここでもしっかり補給し、かなり薄暗くなってきたのでライトの準備をして出発。
ところがここから打って変わって脚が重くなり走れなくなってくる。三峰口まで調子に乗りすぎたか、トレイルのダメージが効いてきたのか。いずれにしてもペースがガクンと落ちてしまった。途中多くのランナーに抜かれたが、なんとかCP5熊木商店に20時ごろ到着。約12キロに2時間もかかってしまった。
気分転換で少し時間をかけて休憩しつつ補給。様子を見ているとここでリタイアして電車で帰途に就く人がちらほら見受けられた。リタイアしやすいポイントなので注意が必要だ。

かなり足取りは重いが出発。ここからしばらく上りの区間になるのでかなりきつい。この辺りになるとだいぶ前後にランナーがいなくなり、孤独な戦いになる。途中芦ヶ久保の道の駅でトイレ休憩。道の駅から正丸峠へ行く分かれ道へは結構近いと思い込んでいたのだがなかなか現れず、途中違う道へ曲がってしまいロスト。かなり脚に来ている状態なだけにダメージが大きい。雰囲気がおかしいので戻ってきたところ、後方からランナーがやってきたので頑張ってついていきどうにか正しい分岐箇所までたどり着く。ここからはさらに上りがきつくなってくるのでひたすら歩くことに。途中野生のシカに遭遇。遠くからじっと見つめているだけなので怖く感じるとかはなかったが、かなり山の中に入ってきたことを感じる。かなりよれよれの状態でCP6正丸峠下へ23:18に到着。
エイドでカップ麺をいただき出発。ちょうど一緒にエイドを出発したランナーとしばらくご一緒させてもらう。正丸峠に近づくにつれかなり霧が濃くなってきて視界が悪くなってくる。街灯もなく真っ暗なので一人走るには怖い箇所で一緒に走ってくれる人がいてくれてとても助かった。また一緒に走ることで一時的にペースも回復。ありがたいかぎりであった。
正丸駅でトイレに寄るため、ご一緒していたランナーとはお別れ。その後は脚の重たい状態に逆戻り。無理してでも一緒に走り続けていればよかったが、次のエイドを含めしばらくトイレがないので寄っておきたかった。再びペースは落ちたがそれでもCP7ロックガーデンカフェに1:20に到着。

ここのエイドでも長めに休憩をとるが、ほとんどほかに到着してくるランナーがいない。かなりばらけてきたのだろう。脚はもう売り切れ状態だったが、少しでも前に進むために出発。もうこの辺りからは全く走ることができず、全て歩きになってしまう。それでもきつく少しでも回復することを期待してしばらく横になってみたりもしたが一切回復することはなく、絶望的な気分で進む。途中リタイア者を乗せた車が通りすぎ声援を送ってくれる。呼び止めて回収してもらえたら楽になれるのになどと考える。空が明るくなってきても状態は変わらず、ボロボロの状態でCP8勝蔵寺へ5:40に到着。約14キロに4時間以上もかかった計算になる。ここからゴールまで20キロ弱。ゴールにたどり着くのはかなり困難だと思い、ここでリタイアすることに。

残念ながら完走することはできなかったが、トレイルの走り方や悪条件での対応、100キロ超の距離への対応など実力不足を感じた大会であった。またしっかり実力をつけて再チャレンジしたいと思います。
 

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