第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(前半編)

前回はこちら 第25回秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン参戦記(前日編)

当日は2時起床。スタート直後からバリバリ体が動く必要もないなと思ったので 、ゆっくりめの起床です。
スタートは4:30。まだ真っ暗ななかのスタートです。最初は角館の武家屋敷の一帯を走りますが、暗いため町並みを楽しむという感じではありません。前日に観光しておいてよかったです。7~8キロぐらい行ったあたりでようやく少しずつ明るくなり始めてきて、周りの景色を見渡せるようになって来ました。
10キロの通過が1時間10分。 キロ6分ペースで走っていたつもりが、思ったよりも時間がかかっていることにびっくり。暗いなか走っていたためか、うまくペースがつかめていなかったようです。10キロ地点まではかなりの人に抜かされていたので、みんなやけに最初からとばしているなぁと思っていたのですが、単純に自分のペースが遅かっただけでした。
10キロ地点からはキロ6分ペースを心がけ順調に走ります。最初の峠、十二峠に向けて徐々に上っていきますが、傾斜はそんなにきつくなくペースを落とすことなく走れます。そのまま十二峠は難なくクリア。特にきついという感じはなく、まだ20キロにも達していないこともあり、周りの人も歩いている人は皆無でした。その後もだらだらとのぼりが続くコースを進み、前半の山場である、大覚野峠を目指します。 

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36キロのエイドを過ぎると、いよいよ大覚野峠の上りが始まります。この高低図の一番高いところに向けて上っていきます。この図を見るとかなり傾斜がきつそうなイメージを受けるのですが、実際はそこまでではなく、歩かず走りとおすことができました。たださすがにここの区間は歩いている人もちらほらと見かけました。巫女さんの出迎えてくれるエイドを過ぎると、峠の上りは終わり、ひたすら下っていきます。この峠のてっぺんを境に天気がガラッと変わり、くもって涼しい天気から一転、日差しが出て暑さを感じるようになりました。

峠のてっぺんから荷物預けのあるエイドまで、ひたすら下っていきますが、この間エイドがなかったのがあとあと響いてきました。(エイドの2~3キロ手前にかぶり水は用意されていました)峠を越えてから急に晴れ間が出て暑くなってきたこともあってか、軽く脱水っぽい感覚を感じるようになっていました。かぶり水だったのでスルーしてしまいましたが、少し口に含んでおけばよかったかもしれません。ほかの区間はエイドの間隔も短く、内容も充実していたので油断していました。
それでも荷物預けのある松橋GSエイドまでは下りということもあり、順調に走ってくることができました。ただこのあと大ピンチが訪れてしまいます。

第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(後半編)に続く