第23回奥武蔵ウルトラマラソン

2年連続2回目のオクム走ってきました。
初めて走った去年はアップダウンの連続がどのくらいタイムに影響するか予想できなかったため、とりあえず完走できればいいかなと思って走り9時間弱のタイムでゴール。
今年は去年走った時の感覚をもとに、目標タイムと途中の通過タイムを設定して臨みました。

目標タイムは4つ。
①7時間30分 これが達成できれば最高!
②7時間48分 キロ6分切り
③7時間53分 去年のタイムを1時間更新
④8時間00分 とりあえず8時間切り

ベースとなる目標を②として、走り始めてからの感覚や途中経過で柔軟に対応していこうと考えていました。
また②を達成するため、去年の通過タイムをもとに、周回後の鎌北湖を2時間、往路の刈場坂峠を4時間半をそれぞれ通過目標として設定。それ以外の個所は去年通過タイムを確認していなかったので、考えるのはやめました。
ちなみに去年の通過は鎌北湖が2時間20分、刈場坂が5時間で、復路の顔降峠以降はフラフラ状態でした。
 
朝7時、今年のスタートは小雨まじりで気持ち肌寒いくらいの涼しい天気でした。
去年は最初に鎌北湖を過ぎた後のダートの上り坂で渋滞した記憶があったので、どうせそこで歩くならと少し飛ばし気味にスタートしてみました。そうしたら結構早めの順番で到着したのか、渋滞がなく拍子抜け。歩いて休むつもりだったのにと思いつつも、そのまま走って通過。あまりスタートから突っ込むの展開は得意ではないので、少し不安になるけどしょうがない。先々週の24時間走の影響もあってか、スタートしてすぐに足が重く感じるようになったのも不安でした。

街中を一周しているあいだに雨はやみましたが、去年のような暑さは感じず、ここではかぶり水は一切利用せず、エイドもいくつか飛ばしました。かぶり水担当のボランティアの方が暇そうだったのが印象的でした。気象条件は最高。脚は重いけど早めのペースを維持しながら、極力楽に走ることを心がけていました。

周回後の鎌北湖は2時間3分で到着。予定よりは遅れているが、誤差のようなものなので気にしないことに。
ここからはいよいよ峠の連続。周回コース以上のアップダウンがあるが、上りは得意な方なのでとにかく淡々と走ることを心がける。それでもだんだんきつさを感じるように。

往路の刈場坂峠は4時間33分で到着。またしても3分遅れ。タイムは問題はないが、相変わらず脚は重い。折り返し後、下り基調になっても相変わらずなので焦らず無理しないで走る。去年は折り返し後、思っていたよりも脚が残っていることに舞い上がって飛ばしてしまい、最後思いっきりばてて脚も売り切れてしまったので、それだけは繰り返さないように慎重に。

ラスト約10キロの黒山エイドからはラストスパート。残り10キロ切れば仮に最後まで持たなくても大崩れすることはないだろうとあらかじめ考えていたので、しっかりギアを入れ替えて走ろうとするが、ここまでで体力的にもかなりバテてきていたので、ちょっとしかペースが上がらないままユガテのエイドに到着。ユガテの後の上りが最後の難所で、気合で走るもペースは上がらず、上りきってからようやくギアが入れ替わり、この日最速ペースのキロ4分半で最後まで走り、ラストかなり追い込みましたが、残念ながら7時間48分にはわずかに届かず。少し悔しい結果になりました。

ゴールしてから会場付近が意外に暑くなっていることにびっくり。晴れ間も出て気温が上がっていたんですね。峠の上は標高が高いのと木陰が多いためか、暑さはほとんど感じず。コンディションがいまいちで気象条件の良さを生かしきれなかったのが残念なレースとなりました。

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