雁坂試走会

来月に行われる雁坂峠越え秩父往還の試走会に参加してきました。実際の大会のトレイル区間の試走です。
普段トレイルはまったくやらないので、脚への負荷など未知数だったり、そもそもコース自体をよく把握していないので、ぶっつけ本番だとコースロストの不安など余計な心配をすることになるので、いい機会と思い参加することにしました。

スタートは出会いの丘駐車場から。到着時は小降りでしたが、スタート直前に急に雨足が強くなりました。
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ここのすぐ近くの登山口から雁坂小屋を目指し上ります。
初めの1キロぐらいは林道っぽい感じでしたが、すぐに細い登山道になります。雨が降ってぬかるんでいることもあり、上りはすべて歩きでした。本番でもおそらく大半の部分は歩くことになりそうです。とにかく道が細くて気を抜くと滑落もありえそうなほどでした。傾斜もきついし、先日の台風の影響か倒木などの障害物もあり、無理をする区間ではないなと感じました。

途中の休憩も含めて3時間弱で雁坂小屋へ到着。想像していたよりも結構かかりました。
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ここで本番のエイド用の荷上げのドリンク等を下ろし、少し身軽になれました。荷物が軽くなるだけでかなり動きが変わりました。本番の荷物も少しまじめに考えた方がよさそうです。
ここから雁坂峠を上って下りてきて再び雁坂小屋へ。
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雁坂小屋からは川又まで一気に下ります。
道は上りの時よりもさらに歩きづらく、気を付けないとかなり危ないです。途中までは悪路のため走るのは困難でした。それでも途中にある避難小屋の手前あたりからは、滑落等の危険が少なくなってくるところも出てきて、そういったところは走ることができました。ただこの日は雨でぬかるんでいてかなり滑りました。転倒や足をひねるなどの可能性は常に頭に入れておかないと、調子に乗って痛い目にあいそうです。実際、何度か軽く足をひねりました。結構危ないです。

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国道に降りて来たら、チェックポイントまではわずかです。トレイルの下りで結構脚に負荷を感じたのですが、少ない距離とはいえロードは普通に走れました。とは言え、本番ではここから90キロ走らないといけないことを考えると、勢いに任せた下り方だとこの負荷のかかりかたはかなり不安で、もう少しうまく走らないと厳しそうです。ただ下りもなかなか傾斜があって、ほどよくセーブしたペースで走るのが難しいです。完全に歩くか、勢いよく走らされてしまうか。トレイルの練習もしないといけないかなぁ。
今回参加してみて気づいたことが多くあり、有意義な試走会でした。
本番は雨でないことを祈ります。