ウルトラレース用にOnのCloudを購入

去年のウルトラの大会のシューズはGT2000NY2を使用しており、現在もまだまだ健在。クッション、フィット性は申し分ないですし、重さも気になるほどではないのですが、なんとなくですが大リーグ養成ギブスのような感覚を受けるシューズで、練習用としてはかなりいいのですが、大会用としては別の選択肢もあっていいのかなと思い、いろいろ検討してみた結果、On(オン)のCloud(クラウド)を試してみることにしました。

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届いた日に10kmのジョグ、次の日に峠走で試してみて、ウルトラも十分いけるように感じました。
このCloud、上の写真のとおり結構軽いシューズですが、それでいてクッション性はかなりあります。クッション性があるといっても接地の時にグニャッという感触や深く沈み込む感触はなく、むしろ接地の感触は硬いかなと思うほどですが、脚への衝撃はきちんとやわらげてくれているように感じました。
これは峠走の下りでより強く感じました。傾斜のきつい下り坂だとかなり脚に衝撃を感じるものですが、それがかなりやわらいだ感じがありました。これだけクッションがあればウルトラでも全く問題はないはず。今週末に彩湖ウルトラで試してみて問題なければ、今年のウルトラはこのCloudでいってみたいと思います。


荒川リバーサイドジャーニーラン2016 2日目

2日目の朝。脚は若干疲労感があるのと、前日両足の小指が靴に当たって痛くなっていたのが気になる程度で、問題なく走れそうです。念のため普段はスリムサイズの靴を履いてますが、この日はレギュラーサイズの靴を選択しました。去年は初日だけの参加だったため、2日目に関しては未知数。どれだけ走れるか楽しみです。

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2日目のスタート地点、吹上駅。2日目はここからしばらく国道沿いを走ります。1日目と違いコース上に自販機やコンビニ等も点在しているので安心です。

この日は向かい風が少し気になりました。あとは信号待ちが多いので、少しペースがつかみづらいところがあったように思います。熊谷警察署を過ぎると、熊谷さくらマラソンのコースに。ランナーの間が空いたところを見計らって横断させてもらいます。 

田園風景が続き、やや景色が単調になってきたかなというところで、最初のエイド黒田AS。去年はなかったエイドだそうですが、ちょっとダレてきたところだったので、絶妙なタイミングでした。ここでリフレッシュしたおかげで、走りのリズムも回復し、いい感じで走れました。寄居の手前で、後ろから追いついてきた方たちの先導役をするような形になったため、予定よりペースが上がって次のエイドへ。寄居の市街地から国道140号に戻ってからエイドまでが意外に長く感じました。

波久礼のエイドを過ぎると、アップダウンのある区間へ。川を渡ってすぐに上りが始まりますが、それほど傾斜がきついこともなく、距離も長くはないので、問題なく走れます。ちょっと上ったらあとはだらだらとしたアップダウンの繰り返し。ほとんど高低差はなく、ちょっと拍子抜けでした。

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長瀞トンネルの手前で遊歩道に入ると、観光スポットの岩畳が見下ろせます。このあたりで、暑さのせいか少し頭がふらふらしてきていたので、景色を楽しみながらゆっくり進むことにしました。この遊歩道を過ぎてしばらくすると、最後のエイドに到着。またまた絶妙なタイミングです。

エイドで再度リフレッシュできたので、再びペースを元に戻して走りました。ほどなくして国道140号に復帰。歩道があるので問題ないですが、この辺りは交通量が多いです。ときどき信号ストップがありましたが、快調に走れました。上野町の交差点を左折したところで少し上りがありますが、短いこともあり難なくパス。そのままゴールの武甲温泉へ。ゴールが駐車場のかなり奥にあったため、温泉の敷地内までたどり着いて初めて迷いそうになりました。(笑)ゴール地点でも食べ物や飲み物を用意してくれてありがたかったです。

2日間走って脚はそれなりに重たい感じはありますが、痛みがあるということもなく、無事走りきれたのはいい収穫になったと思います。足がむくんだためか、両足とも小指が靴に当たって、歩くと痛むのだけがきついです。去年は100kmまでの大会では初日にはいたスリム幅の靴で問題なかったのですが、この辺りは検討が必要かもしれません。
 

荒川リバーサイドジャーニーラン2016 1日目

荒川リバーサイドジャーニーランに参加してきました。
今年は1st+2ndでの参加。初日は葛西臨海公園駅から吹上駅までの77.7km、2日目は吹上駅から武甲温泉までの56.3km、2日間で134kmを走るイベントです。
2日連続でロングを走るのは初めてなので、どれだけ体が動くのか楽しみでした。 

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 初日の朝7時、スタート地点の葛西臨海公園駅。続々とランナーが集まってきます。気温が高く暖かいものの、ちょっと空模様があやしく、ウエアの選択に迷います。ひとまず様子見で上はウインドブレーカーを羽織ってスタート。

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スタートしてすぐに荒川の河口に出ます。ここからひたすら河川敷を走ります。10kmぐらい走ったあたりから雨が強くなり、寒さを感じるようになってきました。歩いたりするとかえって寒くてしんどいので、ひたすら黙々と走りました。自販機で暖かいものでも買えれば少し気分転換にもなりそうですが、河川敷沿いには一切自販機はなく、笹目橋を渡ったところまでいかないとないのがつらいところです。

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38km地点の彩湖エイド。このあたりでようやく雨がやんできました。初のエイドということと、雨の中走ってきて体力使ったこともあり、かなりおなかがすいていて、エイドの食べ物がとてもありがたく感じます。

このあとの新上江橋のエイドまでの間にある砂利道がちょっと厄介に感じるも順調に走れました。去年参加した時にはこのあたりでかなりきつくなってきていたので、去年よりは力がついてきたのかななって思ったりします。

新上江橋のエイドを過ぎると、道が単調で精神的にかなりきます。とにかく走っても走っても景色が流れない感じがきついんです。ここでちょっとペースダウンしちゃいました。
桜堤公園のエイドを過ぎても相変わらず単調な道で精神力が試される感じ。進路に当たる大芦橋が2~3kmぐらい手前から見えてくるんですが、そんなに手前から見えるもんだからなかなか近づいてこない。これがなかなかきついです。 

この修行のような区間を乗り切ると残り3kmほどでゴール。 今年は大芦橋のエイドがなくなっていましたが、かわりに誘導スタッフの方がいてくれたので、コースアウトの心配もなく無事ゴールの吹上駅へ。

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今年は明るいうちにゴールすることができました。新上江橋からの修行区間が少しきつかったですが、2日目もちゃんと走れそうな感覚を残して初日を終えることができました。 

第50回青梅マラソンに参加

昨日は青梅マラソンの30キロに参加してきました。
2年連続での参加でしたので、コース等のイメージはなんとなくできていましたが、今年はとにかく暑かったです。

最寄の河辺駅に到着したのが朝の8時。この段階で今日は暑いなと感じたので、ウエアは軽装でいくことに決定。アームウォーマーやゲイターも持ってきましたが、使わないほうがいいだろうと判断しました。
30分前ぐらいからスタートブロックへ向かいましたが、日差しがあたると焼けるように暑い。スタート前のアナウンスでは気温は13℃って言っていたような。昨年は2月らしい寒さで、スタートまで体を冷やさないように気を使わなければいけませんでしたので大違いです。

コースはゆるやかなアップダウンの連続。基本的に行きは上り基調で、帰りは下りですが、行きも下りの部分が結構多く、当然そのぶん帰りに上ることになります。とはいってもきつい傾斜の部分はなく、そんなにスピードが落ちることはないです。

青梅でネックになるのは、参加人数に対してのコースの狭さだと思います。 今年はゼッケン2000番台でのスタートであったので、3キロ過ぎからは快適なペースで走ることができましたが、昨年は申し込み時にタイム申請を忘れたため最後尾スタートとなり、かなりつらい思いをしました。このときは自分のペースで走れるようになったのは残り5キロぐらいになってからでしたので、かなり大変でした。

今年は前半意識して突っ込んだため、20キロ過ぎからだんだんつらくなってきた上に、最後は軽く脱水ぽくなってしまったため、最後かなり失速してしまい、目標タイムにもすこし届きませんでしたが、まずまず楽しめたと思います。折り返しコースなのですれ違いでトップ選手の走りを見れるのもいいですね。今年は川内選手の走りも見ることができました。昨年に引き続き、高橋尚子さんとのハイタッチもすることができました。

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ゴール地点の様子。

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今年は記念大会だったからなのか、完走タオルももらえました。来年もあるといいな。

来年は失速しないようがんばりたいと思います。 

第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記 レース後

前回はこちら 第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(後半編)

レース中も充実したエイドなど、とても楽しめる大会ですが、ゴール後も充実していました。
まずはビニールプールに足をつけてのアイシング。疲れた足が喜ぶ気持ちよさです。
その後は送迎バスに乗り、日帰り入浴施設で汗を流します。なんと参加者は無料!
そして再びバスに乗ってゴール会場に戻ると、後夜祭の始まり。 

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 おでんにきりたんぽ。あとは写真を撮り忘れましたが、蕎麦と紫蘇ジュースをいただきました。これがすべて無料提供!これだけでもけっこうお腹を満たせますが、さらに屋台も出店していましたので、食べ物には困りません。

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エイドでとてもおいしかったバター餅をお土産に購入。
前夜祭から後夜祭までずっと楽しむことのできたいい大会でした。 

第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(後半編)

前回はこちら 第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(前半編)

峠を下り荷物預けのある松橋GSエイドまでやってきました。ここは大エイドで飲食もかなり充実していたので、しっかり補給しましたが、タイミングは少し遅かったようです。このエイドを過ぎるとすぐに 50k地点で、通過が5時間15分。ここまではいいペースだったのですが、このあとだんだん体が動かなくなり、手足がしびれてきて走れなくなってしまいました。おそらく軽いハンガーノックと脱水です。時間は十分あったのでとにかく歩きなんとか次のエイドへ。ここでとにかくすぐにエネルギーになりそうなものを中心に食べ、水分をしっかりとって、あとは復活できることを祈ってひたすら歩き続けました。

60キロ地点手前あたりまで来たところで、少し体に力が戻ってきたようになり、試しに軽く走り出してみました。60キロ過ぎのエイドにたどり着いたころにはかなり状態が戻ってきて、 再びしっかりと走れるようになりました。結局50キロから60キロの間の10キロの通過に2時間ぐらいを要してしまいました。これまでのペースと比べると1時間近いロス。それでもここで復活できたので完走はできそうと思い、気を取り直すことができました。

その後はかなり快調で、ペースも5分10秒から20秒ぐらいまであがり気持ちよく走ります。 60キロ地点までの間に抜かれた50キロの部の人たちもどんどん抜き返していきます。

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この写真は70キロ地点付近。カメラマンさんが記念撮影してくれます。あいかわらず快調に走れてます。後半区間も細かいアップダウンが結構あるのですが、ぜんぜん苦になりません。
後半はエイドも地元の名産品が見られるようになってきます。バター餅や紫蘇ジュースは絶品で、これだけを楽しみに走ることもできるだろうと思うくらいです。 

85キロを過ぎたぐらいで、さすがに少し疲れが出てきてキロ6分ぐらいまでペースが落ちてきましたが、それでも十分なペース。このまま気持ちよくゴールするはずでした。なんかおかしいなと感じ始めたのは90キロを過ぎてからの上り坂。上りは得意なほうなのに、このときは全く上れませんでした。上り終えてトンネルを抜けたあたりで完全にガス欠。なんと2回目のハンガーノック。あとから冷静に振り返ると、85キロ地点ぐらいから、残りの距離も少なくなってきたから大丈夫だろうと、エイドでの補給がほとんど水分のみでした。手に痺れがあり、軽く蛇行しながら歩き、とにかくエイドにたどり着こうという一心でした。とにかく早くなにか食べないと危ないという気持ちでなんとか体を動かすことができました。

必死にたどり着いたエイドは残り3キロちょっとしかないということもあり、 食べ物はほとんど置いていませんでした。まぁ普通は必要ないですよね。ただとにかくエネルギーになるものをとらないとと思ったので、砂糖を入れたコーヒーをがぶ飲みし様子を見ます。このままの状態でエイドを出て大丈夫な自信がなかったため、30分ほど横にならせてもらって、なんとか動けるように。
制限時間までは十分に時間があるので、ゆっくりと走り、 無事ゴール。11時間30分を少し切るぐらいでゴールすることができました。

途中アクシデントはありましたが、それでも完走できたので今後の励みになりました。次はもう少し普通に完走したいですね(笑) 

第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(前半編)

前回はこちら 第25回秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン参戦記(前日編)

当日は2時起床。スタート直後からバリバリ体が動く必要もないなと思ったので 、ゆっくりめの起床です。
スタートは4:30。まだ真っ暗ななかのスタートです。最初は角館の武家屋敷の一帯を走りますが、暗いため町並みを楽しむという感じではありません。前日に観光しておいてよかったです。7~8キロぐらい行ったあたりでようやく少しずつ明るくなり始めてきて、周りの景色を見渡せるようになって来ました。
10キロの通過が1時間10分。 キロ6分ペースで走っていたつもりが、思ったよりも時間がかかっていることにびっくり。暗いなか走っていたためか、うまくペースがつかめていなかったようです。10キロ地点まではかなりの人に抜かされていたので、みんなやけに最初からとばしているなぁと思っていたのですが、単純に自分のペースが遅かっただけでした。
10キロ地点からはキロ6分ペースを心がけ順調に走ります。最初の峠、十二峠に向けて徐々に上っていきますが、傾斜はそんなにきつくなくペースを落とすことなく走れます。そのまま十二峠は難なくクリア。特にきついという感じはなく、まだ20キロにも達していないこともあり、周りの人も歩いている人は皆無でした。その後もだらだらとのぼりが続くコースを進み、前半の山場である、大覚野峠を目指します。 

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36キロのエイドを過ぎると、いよいよ大覚野峠の上りが始まります。この高低図の一番高いところに向けて上っていきます。この図を見るとかなり傾斜がきつそうなイメージを受けるのですが、実際はそこまでではなく、歩かず走りとおすことができました。たださすがにここの区間は歩いている人もちらほらと見かけました。巫女さんの出迎えてくれるエイドを過ぎると、峠の上りは終わり、ひたすら下っていきます。この峠のてっぺんを境に天気がガラッと変わり、くもって涼しい天気から一転、日差しが出て暑さを感じるようになりました。

峠のてっぺんから荷物預けのあるエイドまで、ひたすら下っていきますが、この間エイドがなかったのがあとあと響いてきました。(エイドの2~3キロ手前にかぶり水は用意されていました)峠を越えてから急に晴れ間が出て暑くなってきたこともあってか、軽く脱水っぽい感覚を感じるようになっていました。かぶり水だったのでスルーしてしまいましたが、少し口に含んでおけばよかったかもしれません。ほかの区間はエイドの間隔も短く、内容も充実していたので油断していました。
それでも荷物預けのある松橋GSエイドまでは下りということもあり、順調に走ってくることができました。ただこのあと大ピンチが訪れてしまいます。

第25回秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン参戦記(後半編)に続く